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年末年始だけじゃない?カニ!牛肉!豪華食材をふるさと納税でゲット

      2016/09/21

もうすぐ年末、年末年始のごちそうの用意はできましたか?   

 

みなさんはスーパー?それとも通販でお買い物でしょうか? もう年末ギリギリですがふるさと納税で美味しいものを送ってもらうという選択はいかがでしょうか?

ふるさと納税はいつまでに手続きしたらいいの?

12/31までに入金できれば来年度の税金が還付、控除されます。

各自治体から寄付額に対し特産品などを「お礼の品」として送られてきます。「お礼の品」はいろいろあるのですが、中にはカニ、エビ、牛肉などごちそうがたくさん!年末年始だけでなくイベントにぴったりのものがきっと見つかると思いますよ。

年内最終発送は自治体によって違うようなので確認してみて下さいね。

ふるさと納税って?

ふるさと納税とは地方自治体への寄付のことです。個人が2000円を超える寄付をしたときに住民税が控除されます。住民税の前払いですね。 地方自治体の税収確保のため2008年にできた制度ですが、積極的に利用される方と、面倒そうだからとまったく利用したことがない方の二極化しているように思います。

もともとこの制度は地方出身者が故郷に恩返しすることを想定し2008年度に始まりました。地方出身者が進学や就職で都会に出て行ってしまうと地方自治体は税収が見込めなくなってきます。そこで都会に暮らす人が故郷に寄付ができる仕組みができました。

ただ寄付先は全国の自治体から自由に選べるので当初の趣旨から外れて「お礼の品」で選ばれるようになってきています。各自治体も税収確保のチャンスですのでお礼の品のバリエーションや豪華さはどんどん上がってきています。

実際に確定申告が必要だったのでそれだけで面倒と感じる方も多かったのですが2015年からは5自治体までであれば申請書を自治体に郵送することで確定申告の必要がなくなりました

クレジットカードやコンビニでの納付ができる自治体も多いので面倒はありません。

住民税が控除されて、さらにお礼の品が貰えるこの制度は使わない手はありません!

田舎はないけど?私でも使えるの?

このふるさと納税という制度、ふるさと=田舎(出身地)ではありません。 どの自治体を選んでも良く、縁も所縁もない自治体でも大丈夫です。 個人が税金の使い道を選べる唯一の選択です。

「お礼の品」って何が貰えるの?

地域の特産品や工芸品、さらに施設利用券など様々です。

例えば

北海道根室市では2万円からの寄付でズワイガニ、毛がに、子持ち北海しまえびのセット

佐賀県上峯町は5万円以上の寄付で佐賀牛1.5キロのセット

群馬県みなかみ町では1万円以上の寄付でスキー場共通1日券

食べ物だけではなく温泉利用券、パソコン、カメラ、車のタイヤ!などもあり多種多様で紹介しきれません。人気があるものや自治体の場合はすぐに品切れになってしまうことが多いですし、特産品は時期によって追加、入れ替えがあります。期間が限定されている場合もあります。

最新情報のチェックにはさとふる や、ふるさとチョイスが便利です。目的に合わせてさまざまな検索ができますのでオススメです。

ふるさと納税の使い道は?

お礼の品が注目されることのほうが多いですが税金ですからね、何に使われるかを知らないと。

納税されたお金はこういった目的で使用しますと各自治体から発信されています。 環境・自然保護、障がい者支援、犬の殺処分ゼロを目指した活動、災害復興など使い道を確認して寄付ができます。直接地域の活動に参加することが難しくても税金を納めることで間接的に参加することができ、税金の使い道を個人が選べるということです。

税金の控除を受けるには?

①寄付ができる上限を確認しましょう

自己負担分は2000円と前述しましたが、寄付額の上限を超えると全額控除ではなくなり2000円を超える負担が生じます。

ふるさと納税の控除額上限は以下の表を参考にしてください。

掲載している表はあくまで目安です。具体的な計算はお住まいの市区町村にお問い合わせください。

ふるさと納税を行う方本人の給与収入 ふるさと納税を行う方の家族構成
独身又は共働き 夫婦又は共働き+子1人(高校生) 共働き+子1人(大学生) 夫婦+子1人(高校生) 共働き+子2人(大学生と高校生) 夫婦+子2人(大学生と高校生)
300万円 31,000 23,000 19,000 15,000 10,000 4,000
350万円 38,000 30,000 26,000 22,000 17,000 9,000
400万円 46,000 38,000 34,000 30,000 25,000 17,000
450万円 58,000 46,000 42,000 38,000 34,000 25,000
500万円 67,000 59,000 52,000 46,000 42,000 33,000
550万円 76,000 67,000 64,000 59,000 52,000 42,000
600万円 84,000 76,000 73,000 68,000 65,000 53,000
650万円 107,000 85,000 82,000 77,000 74,000 65,000
700万円 118,000 108,000 105,000 86,000 83,000 75,000
750万円 129,000 120,000 116,000 110,000 107,000 85,000
800万円 141,000 131,000 128,000 122,000 118,000 109,000
850万円 152,000 143,000 139,000 133,000 130,000 120,000
900万円 164,000 154,000 151,000 145,000 141,000 132,000
950万円 176,000 167,000 163,000 157,000 154,000 144,000
1,000万円 188,000 179,000 176,000 170,000 166,000 157,000
1,500万円 394,000 382,000 378,000 371,000 366,000 355,000
2,000万円 572,000 560,000 556,000 548,000 544,000 532,000
2,500万円 858,000 845,000 840,000 831,000 826,000 813,000
3,000万円 1,062,000 1,048,000 1,043,000 1,035,000 1,030,000 1,016,000
3,500万円 1,265,000 1,252,000 1,247,000 1,238,000 1,233,000 1,220,000
4,000万円 1,468,000 1,455,000 1,450,000 1,441,000 1,437,000 1,423,000
4,500万円 1,865,000 1,850,000 1,845,000 1,835,000 1,830,000 1,627,000
5,000万円 2,092,000 2,077,000 2,072,000 2,062,000 2,057,000 2,042,000
6,000万円 2,546,000 2,531,000 2,526,000 2,516,000 2,511,000 2,496,000
7,000万円 3,000,000 2,985,000 2,980,000 2,970,000 2,965,000 2,950,000
8,000万円 3,454,000 3,439,000 3,434,000 3,424,000 3,419,000 3,404,000
9,000万円 3,908,000 3,893,000 3,888,000 3,878,000 3,873,000 3,858,000
1億円 4,362,000 4,347,000 4,342,000 4,332,000 4,327,000 4,312,000

「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」中学生以下は控除に関係ないので計算に入れません

②寄付をする自治体を選ぶ

気になる「お礼の品」や応援したい被災地、活動などから選びます。市町村に限らず県などでもよいです。

確定申告の必要がなくなるよう5自治体以内に絞ると良いでしょう。

③ふるさと納税をする

自治体によって申し込み方法や納付方法が異なります。クレジットカードでの納付が可能な自治体も増えています。

自治体には「ふるさと納税ワンストップ特例」の申請書を提出します。そうすると寄付先の自治体から自分の住む自治体に寄付などの情報が連絡されます。

④住民税から控除される

ワンストップ特例の場合は翌年度の住民税から軽減されます

もともと確定申告が必要な方や寄付先が5自治体を超える場合

ふるさと納税をすると受領書が発行されます。確定申告の際に必要になりますので保管しておきましょう。この場合は所得税から控除されます。

ふるさと納税を通して税金の使い道を考え、税金の控除だけでなく「お礼の品」も貰える、ふるさと納税をぜひ活用してみませんか?           

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