疲れやすいあなた!体質改善でコストダウンしましょう
2016/09/08
- 毎日残業続きで疲れが取れない
- 朝ごはんを食べる時間もない
- 風邪をひきやすくなった
- 肌荒れや吹き出物がなかなか治らない
そんなあなた、栄養剤や栄養ドリンクを毎日のように飲んでいませんか?
私の職場の後輩もナンチャラエナジーを毎日飲んでいます。 確かにたまに飲んでみると効くような気がします。 でも若いうちからエナジードリンクに頼っていてもいいのでしょうか?
エナジードリンクの影響
まず健康面から。
栄養は食事から摂るのが基本。でも多くの方が食事の代わりにエナジードリンクに手を出しています。 ドリンク剤には少量のアルコールを含むものがあります。 即効性を求める場合はいいかもしれませんが一種の興奮剤のようなものであるため効き目が切れるとドッと疲れが押し寄せる可能性があります。
またドリンク剤に含まれるアルコールやカフェインは嗜好品であるため依存症になる可能性があります。 さらにドリンク剤には脳の働きを活性化するため糖分がたくさん含まれているものが多く、飲み続けると肥満や糖尿病になる可能性もあります。 また風邪薬や気管支拡張剤とカフェインを一緒に摂ると頭痛を起こしやすくなることがあります。
薬との飲み合わせは考えましょう。
薬を飲むときにコーヒーやアルコールで流し込むようなことはしませんよね? 無水カフェインという成分がドリンク剤や総合感冒薬(風邪薬)に使用されていますが、これは鎮痛作用があるためです。適量であれば一時的に眠気をとったり疲れを感じなくなったり、痛みを抑えたりといった効果は期待できます。頭痛が楽になるのは脳血管への収縮作用が起こるためですがカフェインが切れると血管が拡張し逆にひどい頭痛に襲われる可能性も。 長期に渡りカフェインを摂取し続けると突然やめた場合、頭痛がひどくなりやすいようです。
エナジードリンク1本では問題ありませんが一度に大量に摂取するとカフェイン中毒になり死に至る危険もあります。 元気になるために飲んだはずのドリンクが原因で死ぬなんてゾッとしますね。
栄養とかエナジーとか書いてあるとついつい飲んでしまいたくなりますが、基本は食事からしっかり栄養を摂り、睡眠で疲れを解消するのが一番いいです。 ただし体力が消耗している場合や、疲れがどうしても取れない、今夜中に乗り切れないとヤバイという場合は飲んでもいいと思います。日常的に安易に手を出してドリンクに頼りきってしまうとマズい場合があるということは覚えておきましょう。
疲れているからと食事で高カロリーなものを食べて、その上エナジードリンクを毎日飲むとどうなるかは想像できませんか?
エナジードリンクは体調やタイミングをみて適量を飲みましょう。
栄養を摂るためのコストって?
さてエナジードリンクの摂りすぎ注意ということはお分りいただけたと思いますがコスト面から考えた場合はどうでしょう。 疲れているとちょっと甘いものを食べようとか、こってりしたものが食べたくなったり、しっかり栄養を摂ろうとするあまり食べ過ぎたりしていませんか?1日に必要なカロリーは疲れているからといってそう変わるものではないでしょう。 エナジードリンクをよく飲む方は食事に関しても余分に栄養を摂ろうとする傾向があるような気がします。食べなくても良いものまで食べてしまうんですね。
エナジードリンクは大体¥200くらいでしょうか?仕事に行くたびに1本づつ飲んでいると月間20日で¥4000、年間で¥48000、30代から60代まで続けると¥1440000となります。 毎日飲む方は先ほどの食事の傾向を考えるとさらに上乗せされます。 風邪気味の時などは高いほうが効く気がするのでつい手がのびるというか、サイフのヒモが緩むことも。
おそらくそのような生活を続けていけばどこかで体調を崩すでしょう。病気になればさらにコストアップです。そのために仕事の量が減ればどうなりますか? 糖分の摂りすぎで肥満になったら今度は痩せるためにコストをかけますか?
まずは病気にならないよう体調を管理すること。必要な栄養は食事から摂り、休息を十分摂ること。これを基本として非常時にはエナジードリンクなどで乗り切るというようにバランスを保つようにしましょう。 同じお金をかけるなら体質改善、健康のために使ったほうがいいです。不健康は金銭的リスクも抱えることにもなるということは理解しておいたほうが良いですよ。年齢を重ねても元気でいられた方が良いですもんね。