高騰する学費、大学の学費が払えない!奨学金なしでは破産するかも?
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大学の学費
大学全入時代と言われ久しく経ちます。なんだか全入と言われると高校生は必ず大学に行くもののように感じますがもちろん学費がタダなわけはなく逆に家計を圧迫する大きな原因の1つです。実際に私立大学に通うといくらかかるのでしょうか?
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授業料 |
入学料 |
施設整備費 |
合計 |
私立大学 |
864,384 |
261,089 |
186,171 |
1,311,644 |
私立短期大学 |
693,495 |
245,783 |
173,825 |
1,113,103 |
私立高等専門学校 |
455,478 |
167,826 |
114,261 |
737,565 |
文部科学省 私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果
初年度で130万円…ヒャクサンジュウマン…我が家のような一般サラリーマンでは太刀打ちできない破壊力です。平均すると月に10万以上の出費がドーンとのしかかります。2年生以降は入学金を差し引いて…それでも約100万円、4年間で400万~500万円かかる計算です。
しかも今も大学の授業料は騰がり続けています。給料は下がっているのに…今の生活が大変な状況であれば教育費まで頭が回らないかもしれませんが後回しにしていると大変です。
なぜ大学の学費は騰がる?
一つは少子化の影響で志願者の減少が原因です。受験料や授業料からの収入の減少は超人気大学でなければ避けられない状況になっています。またより専門的な教育を提供するため教員や設備の質の高さも求められるためコストは上がっています。私立大学の場合は国からの補助金が減少すればその分を授業料に上乗せするしかないのでしょう。
学費のみで年間100万円~ですので地方から東京の大学に通わせるなどとなると「仕送り」が加算されて4年間で1000万円以上でしょうか…卒倒しそうな金額です。でも危ないからセキュリティのしっかりしたところに住ませたい、おなかをすかせているかもしれないからなにか送ってあげなくちゃ、などコストがかかりそうな心配事はキリがありません。年収5~600万円くらいでは無理とは言いませんがかなり厳しいです。
堅実にしっかり準備ができていれば慌てることはないのでしょうが子どもが生まれて18年間何もなく順調にというご家庭ばかりではないでしょう。実際我が家はそうでした。妻が働けなくなってからどんどん状況が悪化し今はギリギリです。
預金や親からの援助がなく収入が平均程度であれば子どもが入学後に資金繰りが厳しくなり首が回らないという状況に陥る可能性は非常に高いです。