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身近な人が亡くなった時にすべき10のこと

   

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身近な人が亡くなるということは考えたくないものではありますがいつか訪れることでもあります。

皆さん考えたくないからでしょう、気持ちの用意ができずにいざその時になると慌ててしまったり、何をどうすればいいか分からなくなってしまうんですよね。

私の場合は近くに住む叔父、叔母、田舎の父母と葬式を出してきましたので今となっては慌てることはありませんが最初はわけも分からず慌てたものです。こういったことは準備万端というわけにもいきませんのでとりあえず大まかな流れを知っておくことはよいでしょう。

1 死亡診断書を受けとる

亡くなった場所が自宅か病院かで対応が異なります

病院であれば死因は判断できますので死亡診断書が作成されそれを受け取ります。

自宅で療養していて亡くなった場合にはかかりつけ医に来てもらい死亡の確認と宣告をしてもらい死亡診断書を受け取ります。

突然死や家族が気づかず亡くなった場合はまず救急に連絡します。事件性がない場合でもすでに亡くなっている場合は警察の立会いのもとで医師による検死が行われる場合があります。この際は警察から死体検案書を受け取ります。

死亡診断書と死体検案書は同じ効力を持つ書類です。葬儀・火葬・埋葬には必ず必要で重要な書類なのでコピーもとっておきます

親戚や故人が親しかった方などに連絡をしておきます。この際は近しい方だけで十分です。

2 ご遺体の搬送と安置

搬送は葬儀屋さんにお願いします。この際の葬儀屋さんは病院からも紹介してもらえます。

自宅に安置するなら片付け、掃除も必要です。

自宅が狭いなどの場合で自宅に搬送できなければ葬儀社の安置室に預かってもらいます。

葬儀をせずに直葬の場合は火葬場の安置室を使う場合もあります。

3 通夜、葬儀の準備

喪主を決める

葬儀を執り行うにあたって中心となる人が必要です。故人からみて一番近い人が喪主となる場合もありますが配偶者が高齢で喪主を務めることが困難な場合などは長男、長女の場合も。

喪主となった方は挨拶等もありますので準備しておきましょう。

葬儀屋を決める

葬儀をお願いするのは病院から搬送してくれた葬儀屋さんじゃなくても構いません。初めての葬儀はわからないことが多いです。これからの流れや料金などをしっかり説明してくれる葬儀屋さんを選びましょう。あいまいな点はその場ではっきりさせておくべきです。

故人の希望があればそれをかなえてくれる葬儀屋さんがいいですね。

葬儀屋さんが決まればあとの流れは説明してくれます。

遺影に使う写真や棺に入れる愛用品の準備

遺影はデータでも写真でもよいのですが明るくはっきりした写真がよいでしょう。ずっと残るものですので皆さんで話し合って決めてください。加工はうまくやってくれます。

棺に入れる愛用品は数点選んでおきます。形見としてとっておきたいものは入れないように。

資金の調達

何かとお金がかかります。葬儀に関わる費用は相続の際の控除になりますので細かいものもすべて領収書をとって記録しておきます。通常、故人の銀行口座は死亡が明らかになると凍結されて引き出せなくなります。

4 通夜

自宅で通夜~葬式をする場合は弔問客の対応などでかなり忙しいです。町会の方が手伝ってくれたりもする場合がありますが、親戚同士で役割を分担しておいたほうがよいでしょう。

通夜振る舞いは通夜が終わった後のお食事ですが地域の風習やそのご家庭で違うものです。故人やご家族の意向により葬儀屋さんと相談しましょう。

5 葬儀

当日は葬儀屋さんがサポートしてくれます。地域や宗派によってやり方が異なります。

 

6 火葬

埋葬許可書を受け取る

火葬中は控室でお茶、お菓子、軽食を出しますがその時間などで食事会を別の場所で設定するなどします。

 

7 葬儀後の後始末 支払い

葬儀屋さんへの支払いなど

8 四十九日忌法要

四十九日目にしなければいけないことはありませんがそれを超えないようにお寺さんと相談しましょう。仏事は早めが原則です。

9 遺品の片付け、形見分け

葬儀後の大仕事といえるのがここですね。実家の片づけや遺品整理です。

10 一周忌

訃報は年賀状をやりとりしている範疇 ただ自宅で葬儀をするなら近隣にも。町会長  喪主の挨拶 四十九日は前倒しして。仏事は早めが原則

この他に事務的な手続きがたくさんあるのですがそれぞれに期限があったりします。かなり忙しくなるかもしれませんので体調には気を付けましょう。

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